マーケットコメント


テクニカル分析

2018-08-29

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29日、両指数ともに伸び悩むも、TOPIXは前日の高値を一時上回る

29日、前日の上値の重たさが意識され、NY市場でダウなど主要3指数が上昇していたものの、買い意欲が見られず小幅高で取引が始まった。取引が始まったあと、両指数ともに前日の安値を上回ったまま推移すると、徐々に買いが優勢となりじわじわと上げ幅を広げる展開となった。また日経平均株価はボリンジャーバンドの+2σを上回るなど強含んだほか、TOPIXは前日の高値を上回る場面があった。また午後に入ってからもTOPIXは午前の高値を更新するなど強含んだが、日経平均株価が伸び悩む展開になると徐々にTOPIXも伸び悩む展開となり上ヒゲ陽線を形成して終えた。一方日経平均株価は5月21日の終値と6月13日の終値を結んだ抵抗線に押し返されて終えた。両指数ともに上ヒゲ陽線を形成するなか上向きの5日移動平均線上を維持しているが上値は重くなっており、引き続き明日以降も5日移動平均線上を維持できるかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)