マーケットコメント


テクニカル分析

2017-10-30

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30日、終値はまちまちとなるも、両指数ともに下ヒゲ陰線を形成して終了

30日、日経平均株価は小幅な続伸、TOPIXは小幅な反落と、両指数ともにまちまちの値動きで始まった。また、その後の値動きも日経平均株価はプラス圏でのもみ合い、TOPIXは前週末の終値を挟んだもみ合いと株価水準が異なるところで、方向感の無い値動きとなった。その後上値の重たさが嫌気されると売り優勢となり、両指数ともに上向きの5日移動平均線まで下げ幅を広げる場面があったが、売り込む動きは見られず下げ渋った。また午後に入って、日経平均株価はプラスに浮上して始まったが、TOPIXが小幅安で推移していたこともあって、マイナス圏に引きずられてしばらく推移していたが、取引終了時に出たTOPIXの浮動株比率変更に伴うまとまった売買注文の影響で日経平均株価は辛うじてプラスに浮上したが、TOPIXは小幅安で終えた、終値はまちまちだったものの、両指数ともに下ヒゲ陰線を形成して終えていることから、買い意欲の強さが見て取れる。そうしたなか、引き続き5日移動平均線上を維持できるかが、明日以降も上昇トレンドを維持できるかどうかのカギになりそう。
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