マーケットコメント


テクニカル分析

2017-04-20

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20日、連日でまちまちの結果となるなか、5日移動平均線上を維持して終了

20日、日経平均株価、TOPIXともに小幅高で始まった。取引開始後、両指数ともに上げ幅を広げる場面があったが、昨日の会員向けコメントで指摘した4月18日の高値に迫ったところで上抜くことができずに上値が重たくなった。また午後に入って、徐々に上げ幅を縮めると、日経平均株価は午前の安値や前日の終値を割り込んでマイナスに沈むなど、取引終了間際に前日の終値を挟んだ値動きとなるなか、結局小幅安で終えた。TOPIXは反発したものの、両指数ともに小陰線を形成して終えた。両指数ともに5日移動平均線上を維持して終えているものの、5日移動平均線の向きはほぼ横ばいとなっており、明日の動向次第では、下落基調になることも考えられ引き続き要注意。

【以下、会員向けコメント】
今日の東京市場は昨日に続いてまちまちの結果となりました。また、両指数ともに5日移動平均線上を維持して終えているものの上ヒゲを形成しており、明日以降の動向が注目されます。仮に5日移動平均線上を維持すると同時に今月18日の高値を更新するようですと、昨日指摘しましたように下向きの25日移動平均線辺りまで反発することが期待される反面、5日移動平均線を下回るようですと、下落が続くことも考えられ、引き続きリバウンド狙いの買いは控えるか慎重に行い、戻りが鈍いときは買いポジションを持ったままにしないよう注意したいところです。