マーケットコメント


テクニカル分析

2016-11-25

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25日、一時マイナスになるも持ち直し、両指数ともに+2σ上を維持して終了

25日、週末で材料不足となりがちななかだったが、取引開始後に円安に振れたことから東京市場は上昇して始まった。日経平均株価、TOPIXともに窓をあけて小幅高で始まり、ドル円の上昇に連動する形で上げ幅を広げる展開となった。また、日経平均株価は一時1月4日の終値ベースの年初来高値を上回る場面があった。一方午後に入って上値が重たくなると同時に売りものに押されると、両指数ともに今度はマイナスに転じてボリンジャーバンドの上向きの+2σを下回る場面があった。ただ+2σを下回ったのは一時的で取引終了にかけて持ち直し、両指数ともに+2σを上回って終えた。そうしたなか、TOPIXは日経平均株価に続いて2月1日の戻り高値を終値ベースで上回って終えている。両指数ともに続伸して終えているが、TOPIXは陽線のコマ、日経平均株価は陰線のコマを形成して終えており、休み明けに反落するようだと、アイランドリバーサルの発生に注意が必要になりそう。
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