マーケットコメント


テクニカル分析

2016-09-27

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27日、両指数ともに下落して始まるも、下ヒゲ陽線を形成して終了

27日、日経平均株価、TOPIXともに、海外株安、円高を嫌気して売り優勢で始まった。日経平均株価は、取引が始まったあと下げ幅を広げ、75日移動平均線を割り込む場面があったが、売りが一巡すると持ち直した。またTOPIXは上向きの5日移動平均線を下回って始まると、日経平均株価と同様に上向きの25日移動平均線を割り込む場面があった。ただ、売り込む動きが弱まると、徐々に下げ幅を縮めた。さらに取引終了にかけても、配当や優待を取ろうとする動きが出て、上げ幅を広げる展開となり、両指数ともに下ヒゲ陽線を形成して終えた。日経平均株価は横ばいの25日移動平均線に届かなかったが、TOPIXは全ての移動平均線を上回ったまま終えた。一方明日は権利落ち日となるため、今日の安値を割り込まずに推移することができるかが注目される。
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