マーケットコメント


テクニカル分析

2016-07-27

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27日、反発して始まったあと一時大幅高となるも伸び悩み、上ヒゲ陽線を形成

27日、前日の下落の反動や、為替市場でドル円が104円台後半で推移していたことなどから買い優勢で取引が始まった。ただ、ドル円が徐々に円安に振れ105円台に乗せていたものの、日経平均株価、TOPIXともに高値もみ合いとなっていた。一方昼休中に経済対策についての報道が流れると、ドル円が106円台、225先物が16,800円台に乗せるなど、急激に上昇したこともあって、午後の取引開始時は大幅高で始まり、両指数ともに5日移動平均線を上回った。ただ、商いがそれほど膨らまず、徐々に上値が重たくなると上げ幅を縮め、結局TOPIXは5日移動平均線を下回って終えた。日経平均株価は5日移動平均線を上回って終えたが、両指数ともに上ヒゲ陽線を形成しており、FOMCや日銀の金融政策決定会合の結果後も5日や75日移動平均線上を維持できるかが注目される。
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