itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

6日、米5月雇用統計の結果を受け、大幅な円高に振れたことが嫌気され、日経平均株価、TOPIXともに大幅安で始まり、取引開始早々は下げ幅を広げる場面があった。ただ、売りが一巡したことや、2月12日のローソク足の実体と4月8日のローソク足の実体を結んだサポートラインに近づいても割り込まなかったことが買い戻しを誘い、両指数ともに下げ渋る展開となった。その後は両指数ともに買い戻しが優勢となって緩やかに下げ幅を縮める展開となり、下ヒゲ陽線を形成したが、75日移動平均線には届かなかった。明日以降、75日移動平均線上を回復できるようだと、底堅さが確認されることになりそうだが、サポートラインを終値で割り込んだ場合は要注意。
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