マーケットコメント


経済指標

2017-12-15

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15日、12月調査日銀短観は、大企業製造業、非製造業の業況判断が5期連続の改善

15日、日銀が発表した全国企業短期経済観測調査は、大企業製造業業況判断DI(足元)が+25(前回+22)と、2006年12月調査以来の高さとなり予測の+24も上回った。また、同非製造業は同+23と前回の+23と同じだったが、予測の+24を下回った。一方、先行きの業況判断については、同製造業が+19と今回の足元の結果より5ポイント悪化する見通しなっているほか、同非製造業は+20で、こちらは足元の結果より3ポイント悪化する見通しとなっている。また2017年度の設備投資計画については、大企業全産業で前年度比+7.4%と前回の調査(同+7.7%)を0.3%下回った。想定為替レートについては、2017年度を1ドル110円18銭(上期110円69銭、下期109円66銭)と、実際のレート(112円台前半)より円高になっており、このままの為替水準が続いた場合の業績へのプラスの影響が期待される。
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