itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

14日、日銀が発表した全国企業短期経済観測調査は、大企業製造業業況判断DI（足元）が＋10と、予測の＋10と同水準だった。また、同非製造業は同＋18と予測の＋19を1ポイント下回った。先行きの業況判断については、同製造業が＋8と今回の調査より2ポイント低下する見通しなっているほか、同非製造業が＋16で、こちらも今回の調査より2ポイント悪化する見通しとなっている。また2016年度の設備投資計画については、大企業全産業で＋5.5％で前回の結果（＋6.3％）を下回った。想定為替レートについては、2016年度を1ドル104円90銭（下期103円36銭）と、実際のレート（115円台前半）の方が円安になっており、このままの為替水準が続いた場合の業績への影響が注目される。
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