マーケットコメント


経済指標

2016-07-08

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8日、6月景気ウォッチャー調査は現状判断DIが41.2と、2012年11月以来の低水準

8日、内閣府が発表した6月景気ウォッチャー調査の現状判断DIは、前月比-1.8で41.2となり3ヵ月連続で悪化した。また、景気判断の境目とされる50ポイントを11ヵ月連続で下回った。また、2、3ヵ月先を見る先行き判断DIも前月比-5.8の41.5となり、こちらも50を11ヵ月連続で下回った。この結果を受け、内閣府は「景気は、海外経済の不確実性の高まりを背景とした円高、株安の中、企業動向等への懸念により、引き続き弱さがみられる。先行きについては、熊本地震からの復興、公共工事の増加への期待がある一方、英国のEU離脱問題等による海外経済や金融資本市場の動向等への懸念が大きいことに留意する必要がある」とした。取引時間中の発表で、日経平均株価の上値の重石となった。
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