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2016-04-20

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20日、続伸して始まるも、前日の大幅高の影響で売り物に押されて終了

20日、クウェートの石油施設でのストライキを受け、WTI原油先物が41ドル台を回復したことやNYダウが続伸したことなどが好感され、東京市場も大幅な続伸で始まった。日経平均株価は、17,000円台を回復してはじまったあと、さらに上げ幅を広げ、17,099円をつけるなど、一時224円高となる場面があったが、買いが一巡すると徐々に上げ幅を縮める展開となった。また、為替市場でもドル円が109円40銭前後まで上昇すると上値が重たくなり、日経平均株価も売り物に押されて上げ幅を縮めた。さらに午後の取引が始まってから、マイナスに沈む場面もあったが、政策に対する期待が押し目買いを誘い下支えになると、持ち直して小幅高で終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉱業、その他金融、海運、不動産、電気機器、陸運など23業種が値上り。一方値下がりは、ゴム、空運、輸送用機器、保険、紙・パルプ、情報・通信など10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、さくらインターネット、モルフォ(マザーズ)の上昇が目立ったほか、インフォテリア(同)、クボタ、日本電産などが高かった反面、三菱自動車の下落が目立ち、そーせいグループ(マザーズ)、グリーンペプタイド(同)、ペプチドリームも安かった。日経平均株価の終値は16,906円54銭、+32円10銭、TOPIXの終値は1365.78ポイント、+2.75ポイント。売買高は概算で20億88百万株、売買代金2兆2,393億円。
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