マーケットコメント


マーケット情報

2016-04-19

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

19日、大幅反発。海外市場の上昇や円安に振れたことが好感され前日の下げ分を回復

19日、米長期金利の上昇が支援材料となってドル円が上昇に転じたことや、NYダウが18,000ドルを回復したことなどが好感され、東京マーケットも上昇して始まった。日経平均株価は、16,500円台を回復して始まったあと、上げ幅を広げる展開となった。またドル円が109円台を回復したあと伸び悩んでいたものの、日経平均株価は先物主導で反発が続き、現物株も連動する形で上昇が続いた。午後の取引が始まったあと、一旦伸び悩む場面があったが、取引終了にかけて午前の高値を上回り、16,900円台を回復するなど、624円高となる場面があった。取引終了間際に売り物に押されたが、今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、33業種全て値上がりとなった。上昇率が高かったのは、銀行、海運、保険、非鉄金属、電気機器、輸送用機器など。一方上昇率が低かったのは、建設、医薬品、電気・ガス、空運、小売、石油・石炭、水産・農林などとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、そーせいグループ(マザーズ)、ジグソー(同)、アンジェスMGの上昇が目立ったほか、TDK、マツダ、ペプチドリーム、三菱UFJFG、ソニー、みずほFG、ファーストリテイリングが高かった。一方値下がりは、日経ダブルインバースのみとなっている。日経平均株価の終値は16,874円44銭、+598円49銭、TOPIXの終値は1363.03ポイント、+42.88ポイント。売買高は概算で20億97百万株、売買代金2兆0863億円。
(会員向けコメントあり)