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2016-04-15

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15日、4日ぶりの反落。週末のイベントを控え、利益確定売りが広がる

15日、海外市場がまちまちで終えていたことや、G20やドーハで開催される主要産油国会議の結果を見たいとの思惑が先行し、薄商いのなか売り優勢で取引が始まった。日経平均株価は16,720円と、190円安で始まったが、ドル円が109円台前半から、70銭台まで上昇したことが買い戻しにつながり、下げ幅を縮める展開となった。また、一時プラスに転じる場面があったが、G20や主要産油国会議の結果発表を控え、売り圧力を跳ね返すことができず、4日ぶりに反落して取引を終えた。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、建設、空運、水産・農林、陸運、情報・通信が高かった反面、鉱業、銀行、電気機器、その他金融、輸送用機器、保険、不動産など27業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、小野薬品、日本電産、ソニー、村田製作所が安かった。一方値上がりは、アンジェスMG(マザーズ)の上昇が目立ったほか、JR東海、ソフトバンクグループ、アステラス製薬などとなっている。日経平均株価の終値は16,848円03銭、-63円02銭、TOPIXの終値は1361.40ポイント、-9.95ポイント。売買高は概算で19億85百万株、売買代金2兆0592億円。
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