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2016-04-11

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11日、3日ぶりの反落。円高が重石となり売られるも下げ渋って取引終了

11日、取引開始後に円高に振れ、ドル円が一時107円60銭台まで下落したことが重石となった。日経平均株価は小幅安で始まったものの、円高に振れたことで下げ幅を広げ、15,525円をつけ、一時296円安となる場面があった。その後はドル円が下げ渋ってもみ合いに転じたことや、今週から始まる小売業の業績発表を控え、薄商いのなか買い戻しが入り下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、海運、ガラス・土石、空運など7業種が値上りした反面、輸送用機器、精密機器、銀行、その他金融、金属製品、証券、商品、保険、化学など26業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ジグソー(マザーズ)、モルフォ(同)の上昇が目立ったほか、アンジェスMG(同)、ペプチドリーム、ソニーなどが高かった。一方値下がりは、トヨタ自動車、三菱UFJFG、三井住友FG、ホンダ、マツダなどとなっている。日経平均株価の終値は15,751円13銭、-70円39銭、TOPIXの終値は1279.79ポイント、-7.90ポイント。売買高は概算で18億26百万株、売買代金1兆8,604億円。
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