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マーケット情報

2016-04-08

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8日、続伸。円高一服でオプションSQ算出後に切り返し一時200円超の上昇

8日、NYダウが174ドル安となっていたことや、為替市場で一時107円60銭台を付けていたことに加え、ファーストリテイリングが前日の業績発表で大幅な下方修正を発表したことから、売り優勢で取引が始まった。日経平均株価は、15,597円をつけて始まったあと、15,471円まで下落する場面があったが、円高が一服したことも手伝って切り返す展開となった。また午後に入って買いが優勢になってプラスに転じたあと、ドル円が108円90銭台まで上昇したことが支援材料となり、一時16,022円まで上昇するなど、277円高となる場面があった。ただ、取引終了にかけては利益確定売りに押され、上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、ガラス・土石、機械、水産・農林、鉄鋼、石油・石炭、食料品、精密機器、銀行など32業種が値上り。一方値下がりは、不動産のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、昨日に続き、そーせいグループ(マザーズ)、アカツキ(同)の上昇が目立ったほか、アンジェスMG(同)、セブン&アイHDも高かった。一方値下がりは、ファーストリテイリング、日経ダブルインバース、NTTの3銘柄のみだった。日経平均株価の終値は15,821円52銭、+71 円68銭、TOPIXの終値は1287.69ポイント、+15.05ポイント。売買高は概算で25億04百万株、売買代金2兆5,798億円。
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