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2016-04-07

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7日、日経平均株価は8営業日ぶりの小幅反発となるも円高が重石

7日、海外市場の上昇を受け、東京マーケットは買い先行で始まった。また、日経平均株価は小幅高で始まったあと、一時100円以上値上がりして15871円をつけたが、昨晩の為替市場でドル円が109円台前半をつけるなど、円高が進んだことが重石となり、徐々に上げ幅を縮める展開となった。その後、前日の終値を挟んだ方向感のない値動きとなるなか、ドル円が一時108円80銭前後まで下落し、売り圧力が強まる場面もあった。ただ、前日まで7日続落だったこともあり、買い戻しが優勢になるとプラスに浮上して取引を終えている。日経平均株価は8営業日ぶりの小幅反発となった。そうしたなか業種別では、医薬品、石油・石炭、鉱業、情報・通信、陸運、その他製品など23業種が値上がり。一方値下がりは、小売、保険、非鉄金属、輸送用機器、電気・ガスなど10業種が値下がりとなった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、そーせいグループ(マザーズ)、アンジェスMG(同)、アカツキ(同)、グリーンペプタイド(同)など新興市場銘柄の上昇が目立ったほか、楽天、ペプチドリームも高かった。一方値下がりは、ファーストリテイリング、富士重工業、マツダなどとなっている。日経平均株価の終値は15,749円84銭、-34 円48銭、TOPIXの終値は1272.64ポイント、+4.89ポイント。売買高は概算で21億12百万株、売買代金2兆0898億円。
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