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マーケット情報

2016-04-05

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5日、日経平均株価は6日続落、TOPIXも大幅安で1300ポイント割れ

5日、NYダウの下落や円高が重石となり、東京市場は小幅安で始まった。両指数ともに小幅安で始まったあと、徐々に下げ幅を広げる展開となった。また、昼休み中にドルや日経225先物が買い戻されたこともあり、午後に入って一旦下げ幅を縮める場面があったが、買いが続かず、再び下げ幅を広げると、111円台から110円台半ばまで円高に進んだことも重石となって両指数ともに今日の安値圏で取引を終えた。日経平均株価は一時400超安となる場面があった。そうしたなか業種別では33業種全てが下落したが、比較的下落率が小さかったのは、水産・農林、医薬品、小売、食料品、精密機器、情報・通信、建設、その他金融、電気機器、不動産、紙・パルプとなっている。一方下落率が大きかったのは、銀行、鉱業、証券、商品、海運、石油・石炭など。また全市場の売買代金上位30銘柄では、そーせいグループ(マザーズ)の下落が目立ったほか、ジグソー(同)、ペプチドリーム、三菱商事が安かった。一方値上がりは、アンジェスMG、日経ダブルインバース、ソフトバンクグループ、ソニーの4銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は15,732円82銭、-390 円45銭、TOPIXの終値は1268.37ポイント、-34.34ポイント。売買高は概算で22億33百万株、売買代金2兆2,797億円。
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