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マーケット情報

2016-04-04

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4日、まちまち。売り先行で始まったあと方向感のない値動きとなり小幅安で終了

4日、前週末の海外市場が上昇して終えていたこともあり反発が期待されたが、取引開始前から円高に振れたことがきっかけで売り先行で始まった。日経平均株価、TOPIXともに続落で始まったあと下げ幅を広げ、今日の安値をつけると、その後は前週末の終値を挟んだもみ合いとなるなど、方向感のない値動きが続いた。一方、午後に入ると上値の重たさや手掛かり材料不足もあって強弱が対立するかたちとなるなか、日経平均株価は小幅安、TOPIXは小幅高と、まちまちで取引を終えた。そうしたなか業種別では、水産・農林、食料品、医薬品、陸運、鉄鋼、紙・パルプ、精密機器、卸売など24業種が値上り。一方値下がりは、輸送用機器、ゴム、ガラス・土石、証券、商品など9業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、グリーンペプタイド(マザーズ)の上昇が目立ったほか、ソニー、味の素、小野薬品が高かった。一方値下がりは、マツダ、富士重工業、日産自動車、野村HDなどとなっている。日経平均株価の終値は16,123円27銭、-40 円89銭、TOPIXの終値は1302.71ポイント、+1.31ポイント。売買高は概算で20億68百万株、売買代金2兆0896億円。
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