マーケットコメント


マーケット情報

2016-03-31

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

31日、3日続落。月末、期末となるなか積極的な買いが続かず、売り物に押される

31日、月内取引の最終日となるなか、方向感のない値動きとなったあと、取引終了にかけて下げ幅を広げる展開となった。朝方は、海外市場の上昇を受け東京マーケットも買い先行で始まった。日経平均株価は100円以上値上がりして始まったあと、一時17,000円台を回復したが、買いが続かず、徐々に上げ幅を縮める展開となった。その後は、一旦マイナスに沈んだあと、16,900円を挟んだもみ合いとなっていたものの、期末で積極的な買いが入りづらいことに加え、為替市場ではドル円が112円台前半で推移するなど円高傾向となっていたことも重石となり、方向感のない値動きが続いたあと、結局取引終了にかけて下げ幅を広げ、今日の安値で取引を終える結果となった。そうしたなか業種別では、銀行、鉱業、電気・ガス、ゴム、石油・石炭の9業種が値上りとなった反面、小売、食料品、情報・通信、水産・農林、医薬品、鉄鋼、その他製品など24業種が値下がりして終えた。また全市場の売買代金上位30銘柄では、グリーンペプタイド(マザーズ)の上昇が目立ったほか、サン電子(ジャスダック)、東芝、東京電力、ホンダが高かった。一方値下がりは、そーせいグループ(マザーズ)、セブン&アイHD、NTTドコモ、小野薬品などとなっている。日経平均株価の終値は16,758円67銭、-120円29銭、TOPIXの終値は1347.20ポイント、-9.09ポイント。売買高は概算で22億25百万株、売買代金2兆3,073億円。
(会員向けコメントあり)