マーケットコメント


マーケット情報

2016-03-28

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28日、続伸。円安が進行するも薄商いで上値が重たいままで終了

28日、海外市場が休場となっていたことから手掛かり材料不足となるも、3月期末の権利付き最終売買日ということもあり、取引開始時と終了時に商いが集まった。ただ、ドル円が円安に振れ、113円68銭まで上昇する場面があったが、取引時間中の反応は限定的となった。日経平均株価はもみ合いを続けたあと、225先物の売りに押され、13時過ぎごろから上げ幅を縮めたあと、一時マイナスに転じる場面があったが、取引終了にかけての権利取りの買いが株価を押し上げ、17,000円台を維持して終えた。そうしたなか業種別では、海運、倉庫・運輸、鉄鋼、医薬品、陸運、電気・ガス、小売、情報・通信など32業種が値上りした反面、鉱業のみが安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、インフォテリア(マザーズ)、そーせいグループ(同)、グリーンペプタイド(同)、ペプチドリームの上昇が目立ったほか、小野薬品、NTT、NTTドコモも高かった。一方値下がりは、ジグソー(マザーズ)、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループなどとなっている。日経平均株価の終値は17,134円37銭、+131円62銭、TOPIXの終値は1381.85ポイント、+15.80ポイント。売買高は概算で18億45百万株、売買代金1兆9,283億円。
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