マーケットコメント


マーケット情報

2016-03-24

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24日、方向感のない値動きのなか続落で終了

24日、海外市場の下落を受け、東京マーケットも売り先行で始まった。日経平均株価は17,000円台を割り込んで始まったあと下げ幅を広げ、一時16,843円をつけるなど、156円安となる場面があったが、その後は、期末の配当や優待取りの動きが意識され、急速に買い戻されると、プラスに浮上し、17,000円台を回復して午前の取引を終えた。一方午後に入ると、手がかりとなる材料が不足していたことや、他のアジア市場が弱含んでいたことも手伝って、再び売りが優勢となってマイナスに転じると、結局、今日の安値圏で取引を終える結果となった。そうしたなか業種別では、水産・農林、空運、医薬品、その他製品、食料品など11業種が高かった反面、鉱業、海運、銀行、卸売、鉄鋼、非鉄金属など22業種が高かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三井物産、ブランジスタ(マザーズ)、三菱商事、TDKの下落が目立った反面、フィスコ、ペプチドリーム、任天堂が高かった。日経平均株価の終値は16,892円33銭、-108円65銭、TOPIXの終値は1354.61ポイント、-9.59ポイント。売買高は概算で20億01百万株、売買代金2兆1,002億円。
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