マーケットコメント


マーケット情報

2016-03-17

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

17日、3日続落。朝高のあと、円高に耐えきれず失速して終了

17日、日本時間の未明に発表されたFOMCの結果が現状維持だったことを受け、円高に振れていたものの、NYダウの上昇や、利上げペースの鈍化が景気にプラスに働くとの見方が優勢となり、東京市場は大幅に反発して始まった。日経平均株価は17,100円台を回復して始まったあと上げ幅を広げ、一時17,253円をつけるなど、278円高となる場面があった。また午前中は高値近辺でのもみ合いとなっていたが、午後に入って、為替市場で円高が止まらず、1ドル112円台前半まで進んだことを嫌気して、日経平均株価も17,200円を割り込んだところで利益確定と見られる売り物に押される展開となった。また、その後もさらに円高が進み一時1ドル112円を割り込んだことも重なって、日経平均株価は下げ幅を広げ100円以上値下がりする場面があったが、取引終了にかけては、買い戻しが優勢となり下げ渋って終えた。日経平均株価の終値は16,936円38銭、-38円07銭、TOPIXの終値は1358.97ポイント、-1.53ポイント。売買高は概算で22億07百万株、売買代金2兆2,618億円。
(会員向けコメントあり)