マーケットコメント


マーケット情報

2016-03-15

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

15日、4営業日ぶりの反落。金融政策の現状維持を受け、売り物に押されて終了

15日、欧米市場がまちまちで取引を終えるなか、日銀金融政策決定会合を控え、小幅安で始まった。また、取引が始まったあとは前日の終値を挟んだもみ合いとなった。一方、午後の取引開始とほぼ同時に、金融政策決定会合で現状維持と発表されたことがきっかけとなって、株価や為替が上下に変動したあとに下げ幅を広げる展開となった。一時下げ渋る場面も見られたが、昨日まで3日続伸していたことや、ドル円の下落も上値の重石となり、4営業日ぶりに反落して終えた。そうしたなか業種別では、小売、情報・通信、電気・ガス、医薬品など8業種が値上り。一方値下がりは、保険、鉱業、鉄鋼、非鉄金属、不動産、輸送用機器など25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、第一生命、新日鉄住金、三井不動産、ファナックが安かった。一方値上がりは、LITALICO、インベスターズクラウドの上昇が目立った。日経平均株価の終値は17,117円07銭、-116円68銭、TOPIXの終値は1372.08ポイント、-7.87ポイント。売買高は概算で20億93百万株、売買代金2兆1,123億円。
(会員向けコメントあり)