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2016-03-10

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10日、4日ぶりの反発、日経平均株価は16,800円台を回復して終了

10日、海外の株式市場は今晩のECB理事会を控え小動きで終えていたが、為替市場ではドルが買われ113円台を回復して終えていたことが好感され、東京マーケットは大きく反発して始まった。日経平均株価は16,800円台を回復して始まったあと、一旦は売り物に押されて伸び悩んだが、売りが一巡すると徐々に買いが優勢となり、切り返す展開となった。一方アジア市場では、上海総合指数がマイナスで推移し弱含んでいたものの、ドル円が113円70銭台まで上昇したことが支援材料となり、日経平均株価は一時16,887円をつけ、245円高となる場面があった。その後は利益確定に押されたが今日の高値圏で終えた。ただ、商いが減少しており、買戻しとの見方もできそう。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、ゴム、繊維、輸送用機器、小売など31業種が高かったが、電気・ガス、不動産の2業種が値下がりして終えている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、スズキ、富士フイルム、マツダ、ソニーの上昇が目立ったほか、トヨタ、日本たばこ、キーエンスなども高かった。一方値下がり、関西電力の下落が目立ち、マネーパートナーズ、トレーダーズHD(ジャスダック)も安かった。日経平均株価の終値は16,852円35銭、+210円15銭、TOPIXの終値は1352.17ポイント、+19.84ポイント。売買高は概算で19億83百万株、売買代金2兆0431億円。
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