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マーケット情報

2016-03-08

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8日、続落で始まったあと下げ幅を広げ、一時17,600円割れ

8日、円高が重石となった。小幅安で始まったあと、ドル円の急落がきっかけとなって日経平均株価も下げ幅を広げる展開となった。ドル円が113円50銭台から112円70銭台まで下落し、日経225先物も連動する形で下げ幅を広げ、一時16,570円22銭まで下落し、341円安となる場面があった。一方、午後に入ってドルが反発に転じたことや、225先物も買い戻しが優勢となり下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、不動産、繊維の2業種が値上りした反面、非鉄金属、電気・ガス、銀行、輸送用機器、医薬品、水産・農林など31業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東芝の下落が目立ったほか、スズキ、そーせいグループ(マザーズ)、パナソニック、日産自動車、三菱UFJFGが安かった。一方値上がりは、マネーパートナーズGの上昇が目立ったほか、小松製作所、ファナックなどが高かった。日経平均株価の終値は16,783円15銭、-128円17銭、TOPIXの終値は1347.72ポイント、-14.18ポイント。売買高は概算で25億46百万株、売買代金2兆5,754億円。
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