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マーケット情報

2016-03-03

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3日、今年初の3日続伸。反落して始まるも買い優勢となり16,900円台を回復

3日、欧米市場は総じて堅調に推移して終えていたものの、前日の大幅高の反動や利益確定売りに押され、東京マーケットは小幅安で始まった。ただ取引開始後にドルが買われ、113円台半ばから114円台前半まで上昇したことや、上海総合指数が、小幅ではあるもののプラスを維持して推移していたことなどが買い安心感につながり、上げ幅を広げる展開となった。また、日経平均株価は、午前中に一時16,955円をつけるなど、208円高となる場面があったあと、週末に雇用統計の発表を控えていることから、利益確定売りが膨らみ、一時伸び悩む場面があったが、取引終了にかけて持ち直し、午前の高値を抜くと同時に今日の高値圏で取引を終えた。そうしたなか業種別では、海運、銀行、鉱業、鉄鋼、証券などこれまで売られていた業種が高かった反面、空運、陸運、水産、繊維など7業種が値下がりした。また全市場の売買代金上位30銘柄では、そーせいグループ(マザーズ)が11%高となったほか、三井住友FG、三菱UFJFG、TDK、東芝が高かった反面、JR東海、日経ダブルインバース、日本航空が安かった。日経平均株価の終値は16,960円16銭、+213円61銭、TOPIXの終値は1369.05ポイント、+19.44ポイント。売買高は概算で27億44百万株、売買代金2兆5,382億円。
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