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マーケット情報

2016-03-02

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2日、米経済指標の改善やNYダウの大幅高など、外部環境の好転を好感して大幅続伸

2日、中国が預金準備率を引き下げ、下値不安が後退しつつあるなかで発表されたISM製造業景況感指数が予想を上回ったことを受け、NYダウが348ドル高で終えていたことが好感され、東京マーケットも大幅高で始まった。日経平均株価は305円高で始まったあと、徐々に上げ幅を広げる展開となった。また、為替市場でドル円が114円前後で推移していたことも、買い安心感につながった。また、上海総合指数も上げ幅を広げたことも重なって、日経平均株価は一時16,815円をつけるなど、729円高となる場面があった。ただ、散発的な利益確定売りもみられ、若干上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、33業種全てが値上がりした。鉄鋼、保険、海運、電気機器、機械、輸送用機器などの上昇率が高かった反面、水産・農林、陸運、空運、小売、電気・ガス、情報・通信などの上昇率が低かった。また全市場の売買代金上位30銘柄でも、日経ダブルインバースを除くすべての銘柄が値上がりとなるなか、アルプス電気、村田製作所、NF日経レバレッジETF、日経ブル2倍、日立などの上昇が目立った。日経平均株価の終値は16,746円55銭、+661円04銭、TOPIXの終値は1349.61ポイント、+48.78ポイント。売買高は概算で24億89百万株、売買代金2兆5,935億円。
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