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マーケット情報

2016-03-01

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1日、米経済指標の発表を控え、方向感のない値動きとなるも反発して終了

1日、前日の海外市場でNYダウが123ドル安となったことを受け、東京マーケットも売り先行で始まった。その後は、小幅安となったままマイナス圏でもみ合いが続いていたが、前日の18時過ぎに中国人民銀行が預金準備率を引き下げたことが支えとなって売り込む動きが限定的だったことに加え、下落して始まった上海総合指数がプラスに転じたことなども支援材料となり、午後は下げ幅を縮めて取引が始まった。また、225先物とドル円が上昇したことも日経平均株価の買い戻しにつながり、プラスに浮上すると、16,099円を付ける場面があった。取引終了にかけては、前日の終値を挟んで方向感のない値動きとなったが、プラスに浮上して終えた。そうしたなか業種別では、不動産、建設、食料品、陸運、鉱業、金属製品、証券、商品など20業種が値上がり。一方値下がりは、保険、電気機器、機械、輸送用機器など13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ジグソー(マザーズ)の上昇が目立ったほか、塩野義、日東電工、小野薬品も高かった。一方値下がりは、NEC、日立、任天堂やマツダなどとなっている。日経平均株価の終値は16,085円51銭、+58円75銭、TOPIXの終値は1300.83ポイント、+2.98ポイント。売買高は概算で22億24百万株、売買代金2兆1,481億円。
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