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2016-02-25

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25日、大幅反発。日経平均株価は16,000円台回復して終了

25日、NYダウが260ドル以上の値下がりからプラスに浮上して終えたことや、ドル円も111円台前半まで下落したあと、112円台まで戻して終えていたことが好感され、東京マーケットは反発して始まった。反発して取引が始まったあと、もみ合いを続けていたが、昼休みごろからドル円が上げ幅を広げはじめ、112円台半ばまで上昇したために株式市場では買い戻しが優勢となり、日経平均株価も上げ幅を広げ、16,218円をつけるなど、一時300円高となる場面があった。ただ、週末のG20開催を控えて利益確定売りも見られ、上昇は限定的となった。そうしたなか業種別では33業種全てが値上がりとなり、建設、その他金 融、電気・ガス、保険、不動産などの上昇率が高かった反面、輸送用 機器、機 械、空運、石油・石炭などの上昇率が低くなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、パナソニック、ソフトバンクグループ、オリックスの上昇が目立ったほか、三井不動産、日経平均ブル2倍などが高かった。一方値下がりは、シャープが第三者割当増資の発表が嫌気され-14%となったほか、日経ダブルインバース、ファナックも安かった。日経平均株価の終値は16,140円34銭、+224円55銭、TOPIXの終値は1,307.54ポイント、+23.01ポイント。売買高は概算で23億98百万株、売買代金2兆3,885億円。
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