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マーケット情報

2016-02-19

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19日、反落。円高が上値をおさえ、日経平均は再び16,000円を割り込んで取引終了

19日、NYダウなど米国市場の3指数が揃って値下がりして終えていたことや、ドル円が113円台前半まで下落していたことが嫌気され、東京マーケットは値下がりして始まった。また、取引が始まったあと、ドル円が一気に113円台を割り込み、112円70銭台まで下落したことが、売りが優勢となるきっかけになり、前日の上昇の反動もあって下げ幅を広げた。また、日経平均株価は15,799円をつけ、一時397円安となる場面があった。さらに週末ということもあって商いが薄く、売り物を吸収できなかったことも戻りの鈍さにつながり、日経平均株価は16,000円を割り込んで終えた。そうしたなか業種別では、空運、陸運、不動産、電気・ガスの4業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、石油・石炭、銀行、ガラス・土石、非鉄金属、鉄鋼、輸送用機器、電気機器、保険など29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、国際石油開発帝石、村田製作所、日本電産の下落が目立ったほか、マツダ、三井住友FG、みずほFG、三菱UFJFGも安かった。一方値上がりは、そーせいグループ(マザーズ)、日経ダブルインバース、三井不動産などとなっている。日経平均株価の終値は15,967円17銭、-229円63銭、TOPIXの終値は1,291.82ポイント、-19.38ポイント。売買高は概算で22億91百万株、売買代金2兆2,775億円。
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