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2016-02-17

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17日、3日ぶりの反落。方向感が定まらないなか一時大幅安となり16,000円割れ

17日、3連休明けのNYダウが222ドル高と続伸して終えていたものの、前日の上げ幅縮小の流れが引き継がれる形となり、日経平均株価、TOPIXともに小幅安で始まった。その後は一旦上昇に転じる場面があったが、16,200円に達すると上昇に勢いが弱まりマイナスに転じた。また、ドル円が114円40銭から113円台後半まで円高が進んだことが嫌気され、日経平均株価はマイナスに転じた。さらに午後に入ると、戻りの鈍さや上値の重たさが嫌気されて売り物が優勢になると一気に下げ幅を広げ、15,632円12銭と、一時422円安となる場面があった。取引終了にかけて下げ渋ったものの、16,000円台を割り込んで終えた。そうしたなか業種別では、情報・通信、空運の2業種が値上がりしたが、鉱業、石油・石炭、保険、医薬品、鉄鋼、繊維、建設、非鉄金属、建設、非鉄金属など31業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクグループがトップで、+5.84%となったほか、そーせいグループ(マザーズ)、さくらインターネット、村田製作所の上昇が目立った。一方値下がりは、アステラス製薬、富士重工、三井住友FGなどとなっている。日経平均株価の終値は15,836円36銭、-218円07銭、TOPIXの終値は1,282.40ポイント、-14.61ポイント。売買高は概算で28億40百万株、売買代金3兆1,136億円。
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