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2016-02-16

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16日、続伸。日経平均株価は一時300円超の上げ幅となるも急速に伸び悩んで終了

16日、前日のNY市場が休場だったことから材料不足となり、東京マーケットは売り先行で始まった。前日大幅高した反動もあって、日経平均株価は213円安となる場面があった。ただ、売りが一巡したあと、ドル円が上昇に転じたことや、上海総合指数が上昇して始まったことも買い安心感につながり、徐々に下げ幅を縮めるとプラスに浮上した。また、午後の取引開始からさらに上げ幅を拡大し、16,341円56銭をつけるなど、一時308円高となる場面があったが、ドル円が伸び悩んだことが上値の重石となり、急速に上げ幅を縮めて取引を終えた。そうしたなか業種別では、保険、不動産、鉄鋼、証券、商品、鉱業、銀行など19業種が値上がりした反面、食料品、電気・ガス、陸運、水産・農林、空運など14業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、自社株買いを発表したソフトバンクグループが+15.91%と、値幅制限いっぱいまで買われたほか、シスメックス、マツダ、三井不動産、三菱UFJFG、日立も高かった。一方値下がりは、日本たばこ産業、NTT、ファナック、ファーストリテイリングが安かった。日経平均株価の終値は16,054円43銭、+31円85銭、TOPIXの終値は1,297.01ポイント、+4.78ポイント。売買高は概算で31億58百万株、売買代金2兆8,848億円。
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