マーケットコメント


マーケット情報

2016-02-12

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12日、大幅な3日続落。急激な円高進行で日経平均は15,000円割れ

12日、休み明けの東京マーケットは、112円前後まで円高が進んだことが嫌気され売り先行で始まった。また、円高が進むと同時に戻す場面がないことや、日中の取引時間にも一時111円60銭台まで円高が進んだことも重なり、一気に売り物が優勢なると下げ幅を広げる展開となった。日経平均株価は一時14,865円77銭をつけるなど、847円安となる場面があるなど大幅に下落した。午後に入って下げ渋る時間帯もあったが、上値の重たさから取引終了にかけ再び売り物が優勢となって終えた。そうしたなか業種別では33業種全てが値下がりとなるなか、紙・パルプ、電気・ガス、銀行、食料品、石油・石炭、水産・農林の下落率が小さかった反面、海運、その他金融、証券、商品、ガラス・土石、輸送用機器、化学、繊維などの下落率が大きかった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで、-9.15%となったほか、オリックス、ソフトバンクグループ、野村HD、マツダ、富士重工業などが安かった。一方、高かったのは、日経ダブルインバース、そーせいグループ(マザーズ)、京セラの3銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は14,952円61銭、-760円78銭、TOPIXの終値は1,196.28ポイント、-68.68ポイント。売買高は概算で47億04百万株、売買代金4兆1,833億円。
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