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マーケット情報

2016-02-10

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10日、大幅続落。円高の進行やリスク回避の売りが止まらず一時15,500円割れ

10日、前日の大幅安の反動もあり小幅に反発して始まったが、直ぐにマイナスに転じる展開となった。また115円台前半で推移していたドル円が下落し、114円20銭台まで売られたことも先物の売りにつながり、日経平均株価、TOPIXともに下げ幅を広げた。日経平均株価は一時15,500円を割り込み、15,429円をつけるなど、655円安となる場面があったが、明日が祝日で休場となることから、一旦買い戻しが優勢になると下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では33業種全てが値下がりとなった。下落率が大きかったのは、銀行、その他金融、電気・ガス、ガラス・土石、非鉄金属、陸運などとなった反面、精密機器、繊維、輸送用機器、電気機器、機械、金属製品、石油・石炭、紙・パルプ、ゴムなどの下落率が小さかった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで-5.37%となったほか、三菱UFJFG、NTTドコモ、日本電産、三井住友FGなどの下落が目立った。一方、日経ダブルインバース、SMC、ファナック、キーエンスが高かった。日経平均株価の終値は15,713円39銭、-372円05銭、TOPIXの終値は1,264.96ポイント、-39.37ポイント。売買高は概算で38億49百万株、売買代金3兆5,368億円。
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