マーケットコメント


マーケット情報

2016-02-05

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

5日、4日続落。円高が嫌気され日経平均は1月26日以来の17,000円割れ

5日、米12月製造業新規受注や週間新規失業保険申請件数が予想を下回り、利上げ観測の後退でドル円の下落が続き、117円台を割り込んだことが嫌気された。日経平均株価は17,000円を割り込んで始まったあと、午前中は下げ渋ったが、午後に入ってドル円の下落が進み、116円台半ばまで円高が進んだことが嫌気され16,627円まで売られた。一方、取引終了にかけては、米雇用統計の発表を控えて買い戻しが優勢となり、下げ幅を縮めたものの、17,000円台を下回ったまま終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、卸売、非鉄金属、鉄鋼、鉱業など9業種が高かった反面、不動産、その他金融、銀行、保険、建設、空運、証券、保険、建設、空運など24業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、シャープ、丸紅、テルモの上昇が目立った反面、東芝、みずほFG、富士重工、マツダなどが安かった。日経平均株価の終値は16,819円59銭、-225円40銭、TOPIXの終値は1,368.97ポイント、-19.84ポイント。売買高は概算で33億89百万株、売買代金2兆8,946億円。
(会員向けコメントあり)