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マーケット情報

2016-02-03

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3日、大幅続落。日経平均は一時670円超の下落となるなど売り優勢で終了

3日、原油価格が30ドルを割り込んだことが嫌気され、NYダウが295ドル安となったことからリスクオフとなり、日経平均株価も売り優勢で始まった。取引が始まったあと、120円を割り込んでいたドル円がさらに円高に振れて119円50銭を割り込んだことも売り材料となり、日経平均株価は17,080円57銭をつけるなど、一時670円安となる場面があった。ただ、17,000円に接近したことから買戻しや押し目買いが入って下げ渋った。また午後に入って17,300円まで戻したものの、買いが続かず売り直され559円安で終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭の1業種が値上がりした反面、証券、商品、鉄鋼、機械、輸送用機器、非鉄金属、海運、卸売など32業種が値下がりした。また全市場の売買代金上位30銘柄では、カシオ、野村HDの下落が目立ったほか、マツダ、デンソー、NF日経レバレッジETFも安かった。一方値上がりは、アンジェスMG(マザーズ)、そーせいグループ(同)、日経ダブルインバースが高かった。日経平均株価の終値は17,191円25銭、-559円43銭、TOPIXの終値は1,406.27ポイント、-45.77ポイント。売買高は概算で31億03万株、売買代金3兆1,396億円。
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