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マーケット情報

2016-01-27

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27日、大幅反発。外部環境に左右される展開が続くも17,100円台を回復

27日、外部環境に左右される展開が続いている。NYダウが282ドル高となったことや、ドル円が118円台で推移していたことから買い優勢で始まった。取引が始まったあと、上げ幅を広げ、一時17,242円27銭をつけるなど、533円高となる場面があった。その後はFOMCや日銀金融政策決定会合を控え、利益確定売りが優勢になると伸び悩んだ。また、ドル円が伸び悩んで118円台半ばから前半まで下落したことも重石となった。ただ取引終了にかけてドルの持ち直しや、上海総合指数がマイナス幅を縮めたことなどが支援材料となり、持ち直して終えた。そうしたなか業種別では、33業種全てが値上がりして終えるなか、機械、石油・石炭、保険、非鉄金属、ゴム、繊維、金属、建設などの上昇率が高かった反面、水産・農林、医薬品、小売、空運、その他製品、精密機器、鉄鋼などの上昇率が小さかった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サイバネットシステム、ダイハツ、スズキの上昇が目立ったほか、ソフトバンクグループも高かった。一方値下がりは、日経ダブルインバースの1銘柄のみだった。日経平均株価の終値は17,163円92銭、+455円02銭、TOPIXの終値は1,400.70ポイント、+40.47ポイント。売買高は概算で22億57万株、売買代金2兆4,514億円。
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