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2016-01-22

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22日、大幅反発。ECBの追加緩和を好感して大幅高で終了

22日、前日夜に行われたECB理事会後の会見で、ドラギ総裁が次回3月に開催される理事会で追加緩和を行う可能性を示唆したことから、欧米市場が上昇して終えていたことに加え、ユーロドルが下落したことに連動する形でドル円も上昇したことが支えとなり、日経平均株価は300円以上上昇して始まった。また、上昇して始まったあと、午前中は16,500円から16,600円台の狭いレンジでのもみ合いとなった。その後、ドル円が118円台を回復したことが株価を押し上げる形となり、取引終了まで勢いは衰えずに941円高で取引を終えた。そうしたなか業種別では、33業種全てが上昇した。鉱業、倉庫・運輸、不動産、鉄鋼、その他金融、ゴム、証券、商品などが高かった反面、空運、精密機器、情報・通信、銀行、海運、水産・農林、金属などの上昇率が低かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、住友不動産、日経平均ブル2倍、任天堂、ファーストリテイリングなどの上昇が目立ち、値下がりは日経ダブルインバースの1銘柄のみだった。日経平均株価の終値は16,958円53銭、+941円27銭、TOPIXの終値は1,374.19ポイント、+72.70ポイント。売買高は概算で26億04万株、売買代金2兆8,194億円。
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