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2016-01-20

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20日、大幅反落。原油安に対する警戒と円高が下落を加速させる

20日、前日のNYダウが27ドル高と小幅に反発して終えていたものの、反発が弱かったことから、東京マーケットは小幅安で始まった。また、取引開始後は17,000円を割り込み、100円安前後で推移するなど、上値の重たい展開が続いていたが、10過ぎごろからドル円が下落して円高に振れたこともあって、先物にまとまった売り物が出て下げ幅を広げる展開となった。その後、取引終了間際には116円60銭台をつけるなど円高が進んだことが嫌気され、先物の売りが止まらずに下げ幅が広がり、日経平均株価は結局632円安と、16,416円19銭で取引を終えた。そうしたなか業種別では、33業種すべてが値下がり。下落率が小さかったのは、水産・農林、精密機器、食料品、紙・パルプ、繊維、医薬品、ゴム、化学などだった反面、鉱業、海運、不動産、石油・石炭、建設、鉄鋼、機械などの下落率が大きかった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、値上がりはモルフォ(マザーズ)、日経ダブルインバースの2銘柄のみが上昇。一方値下がりは、クックパッドが値幅制限いっぱいまで値下がりしたほか、ソニー、ソフトバンクグループ、任天堂、日経平均ブル2倍、NF日経レバレッジETFが7%超の下落率となった。日経平均株価の終値は16,416円19銭、-632円18銭、TOPIXの終値は1,338.97ポイント、-51.44ポイント。売買高は概算で25億66万株、売買代金2兆6,725億円。
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