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マーケット情報

2016-01-12

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12日、日経平均株価は一時500円安となり、戦後初の6営業日続落で取引終了

12日、3連休明けの東京マーケットは続落で取引が始まった。日経平均株価は、17,500円を割り込み、227円安で始まったあともみ合いを続けたが、上海市場の取引が始まる10時過ぎごろに225先物にまとまった売り物が出て、徐々に上値が重たくなり、下げ幅を広げる展開となった。また、午後の取引開始時こそ下げ幅を縮める場面があったが、その後は朝方の117円台後半から、117円20銭台まで円高が進んだことも手伝って、日経平均株価は一時513円安に沈んだ。取引終了にかけは下げ渋ったものの、日経平均採用銘柄のなかでプラスとなったのがホンダの1銘柄のみとなるなど、全面安で終えた。そうしたなか業種別でも33業種すべてが値下がりとなるなか、下落率が比較的小さかったのが、輸送用機器、電気・ガス、紙・パルプ、情報・通信などとなった反面、鉱業、石油・石炭、海運、非鉄金属、鉄鋼、保険、その他製品などの下落率が大きかった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ホンダの1銘柄のみが上昇。値下がりで目立ったのはイオン、任天堂、ユニ・チャーム、ソニー、村田製作所などとなっている。日経平均株価の終値は17,218円96銭、-479円00銭、TOPIXの終値は1401.95ポイント、-45.37ポイント。売買高は概算で26億35百万株、売買代金2兆9,731億円。
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