マーケットコメント


マーケット情報

2016-01-05

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5日、続落。中国市場の値動きに影響され、方向感なく取引終了

5日、昨日の中国市場が大幅安となり、サーキットブレーカーが発動したことを受け、欧米市場も下落して終えていたことが嫌気された。東京マーケットは続落で始まると、中国市場がスタートするまでのあいだ、マイナス圏でのもみ合いが続き、一時123円安となる場面があったが、上海市場がマイナスでスタートしたあとプラスに転じたことが支援材料となって、日経平均株価も買いが優勢となりプラスに浮上して午前の取引を終えた。また、ドル円が119円前後から119円70銭まで上昇したこともあって、午後には96円高まで上昇したが、上海市場の午後の取引が始まってからマイナスに転じたことや、ドル円も上昇が一服したことから再びマイナスに沈み、結局続落で終えた。そうしたなか業種別では、情報・通信、電気・ガス、陸運、ガラス・土石、金属製品、繊維など13業種が値上がり。一方値下がりは、水産・農林、保険、輸送用機器、食料品、医薬品、石油・石炭など20業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ラクーン(マザーズ)、インフォテリア(同)、そーせいグループ(同)など新興市場銘柄の上昇が目立った反面、値下がりは、住友化学、東芝、マツダ、ソニーなどの主力株となっている。日経平均株価の終値は18,374円00銭、-76円98銭、TOPIXの終値は1504.71ポイント、-4.96ポイント。売買高は概算で19億23百万株、売買代金2兆2,013億円。
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