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2015-12-30

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30日、3日続伸。海外市場の上昇を好感、日経平均株価は19,000円台を回復

30日、NYダウが192ドル高と反発して終えていたことが買い材料となって、日経平均株価は19,000円台を回復して取引が始まった。また年末の上昇を意識した買いが続き、日経平均株価は19,113円18銭をつけるなど、一時130円高となる場面があった。買い一巡後は19,100円を挟んだもみ合いが続いていたが、伸び悩みを嫌気した売りが出て一旦上げ幅を縮めると、午後に入っても伸び悩み、上げ幅を縮めて終えた。ただ、今年最後の終値では、12月17日以来となる19,000円台を回復した。一方、売買代金は今年3番目の低水準、また売買高も昨年4月18日以来、1年8ヵ月ぶりの低水準となった。そうしたなか業種別では、電気・ガス、食料品、小売、陸運、精密機器、化学など21業種が値上がり。一方値下がりは、海運、保険、鉄鋼、ガラス・土石、石油・石炭、医薬品など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、トレーダーズHD(ジャスダック)の上昇が目立ったほか、東芝、ラオックス(東2部)、CYBERDYNE(マザーズ)が高かった。一方値下がりは、アークン(マザーズ)、かんぽ生命、日本郵政が安かった。日経平均株価の終値は19,033円71銭、+51円48銭、TOPIXの終値は1547.30ポイント、+3.91ポイント。売買高は概算で14億90百万株、売買代金1兆6,505億円。
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