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マーケット情報

2015-12-29

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29日、続伸。午前中は反落してスタートするも午後に入って上げ幅広げる

29日、NY市場の下落や前日の薄商いのなかの上昇の反動もあり、反落して始まった。また、売り優勢となるなか下げ幅を広げ、日経平均株価は一時100円安になる場面があった。ただ、売りが一巡すると下げ渋り、徐々に下げ幅を縮めた。さらに午後に入ってプラスに浮上すると、為替市場など外部環境に大きな変化はなかったものの先物主導で値を上げ、19,000円に迫る18,982円で取引を終えた。また、TOPIXのリバランスがあったことから郵政3社の商いが大幅に膨らんだものの、市場全体では5営業日連続で2兆円を下回った。そうしたなか業種別では、水産・農林、医薬品、建設、その他製品、空運、銀行、保険、小売など32業種が値上がり。一方値下がりは鉄鋼のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、さくらインターネット、日本水産、そーせいグループ(マザーズ)の上昇が目立ったほか、アルプス電気、任天堂、東芝などが高かった。一方値下がりは、日本郵政、かんぽ生命、ゆうちょ銀行などとなっている。日経平均株価の終値は18,982円23銭、+108円88銭、TOPIXの終値は1543.39ポイント、+14.17ポイント。売買高は概算で15億78百万株、売買代金1兆7,689億円。
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