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2015-12-21

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21日、続落。一時大幅安となるも、上海市場などの上昇が支えとなり下げ渋る

21日、前週末のNYダウが367ドル安となったことや、為替市場でドル円が121円05銭をつけるなど、海外市場で株安、ドル安が進んだことが嫌気され、東京マーケットも下落して始まった。日経平均株価は18,845円で始まったあと、ドル円が再び121円04銭まで下落したことから下げ幅を広げ、18,651円まで下落し、335円安となる場面があった。ただ、上海総合指数が、取引開始時から上昇して始まり上げ幅を広げ、1%超の上昇率となったことなどが支援材料となって下げ渋り取引を終えた。そうしたなか業種別では、非鉄金属、鉄鋼、紙・パルプ、空運、食料品、電気・ガスなど12業種が値上がり。一方値下がりは、証券・商品、金属製品、精密機器、電気機器など21業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、さくらインターネットの上昇が目立ったほか、キリンHD、NTT、富士重工が高かった。一方値下がりは、東芝の下落が目立ったほか、パナソニック、村田製作所、ソニーなどとなっている。日経平均株価の終値は18,916円02銭、-70円78銭、TOPIXの終値は1531.28ポイント、-5.82ポイント。売買高は概算で23億55百万株、売買代金は2兆5,382億円。
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