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マーケット情報

2015-12-15

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15日、大幅続落。円高が重石となり、午後に下げ幅を広げて終了

15日、小幅続落で始まったあと、NYダウが103ドル高と上昇して終えていたこともあり、直ぐにプラスに浮上する場面があったが、先物の買いが続かず弱含む展開に変わった。また上値の重たさを嫌気した売りに押され、徐々に下げ幅を拡大した。午後に入ってもみ合いが続いていたが、121円台で推移していたドル円が下落して120円台をつけると、225先物にも売りが膨らみ、一気に下げ幅を拡大して18,600円台を割り込んだ。またFOMCを控えて積極的な買いが入らず、日経平均株価はほぼ安値で終えた。そうしたなか業種別では、33業種全てが値下がりした。中でも下落率が大きかったのが、紙・パルプ、その他製品、銀行、海運、機械、金属製品、非鉄金属など。一方、比較的下落率が小さかったのが、空運、水産・農林、電気・ガス、情報・通信、サービス、鉱業となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、値上がりはNTTとカイオム・バイオサイエンス(マザーズ)のみ。値下がりは、任天堂、日産自動車、日東電工、セブン&アイHDが3%以上の下落率となった。日経平均株価の終値は18,565円90銭、-317円52銭、TOPIXの終値は1502.55ポイント、-25.33ポイント。売買高は概算で20億68百万株、売買代金は2兆2,806億円。
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