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2015-12-09

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9日、大幅続落。原油価格の下落を受けた米株安を嫌気

9日、WTIの原油価格が下げ止まらず37ドル台半ばで終えたことから、原油関連銘柄の比重の大きいNYダウも168ドル安となった。こうした流れを受け、東京マーケットも続落で始まったが、取引開始前に発表された10月の機械受注統計が前月比+10.7%と予想の同-1.5%を大幅に上回ったことから下げ渋ったところで買い戻しが入ったものの、戻しきれずに再び下げ幅を広げる展開となった。また、日経平均株価は一時19,260円12銭をつけるなど、232円安となる場面があった。午後に入って、下げ渋る場面があったが、週末のメジャーSQが意識され、積極的な買い戻しが入らず、戻しきれずに取引を終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、その他金融、鉱業、輸送用機器、海運の5業種が値上がり。一方値下がりは、医薬品、保険、食料品、水産・農林、小売、繊維、ガラス・土石など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、インベスターズクラウド(マザーズ)、任天堂、トヨタ自動車、ダイキン工業などが高かった。一方値下がりは、ピジョン、第一生命、パナソニック、アルプス電気などとなっている。日経平均株価の終値は19,301円07銭、-191円53銭、TOPIXの終値は1555.58ポイント、-13.15ポイント。売買高は概算で20億43百万株、売買代金は2兆3,940億円。
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