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マーケット情報

2015-12-08

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8日、大幅反落。小幅安で始まったあと下げ幅が拡大し前日の上昇分が帳消しとなる

8日、海外市場は下落して終えていたものの、取引開始前に発表された7-9月期GDP改定値が(前期比年率換算)-0.8%から+1.0%に修正されたことが好感され、小幅安で取引が始まった。また、その後はプラスに浮上し66円高となる場面があったが、直ぐに上げ幅を縮めてもみ合ったあと再びマイナスに転じた。さらにドル円が円高に振れるなど、外部環境の悪化が重なり下げ幅を広げる展開となった。一方、午後の取引が始まると、200円前後の下げ幅のままもみ合いとなって終え、前日の上げ分が帳消しとなった。そうしたなか業種別では、水産・農林、空運の2業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、石油・石炭、鉄鋼、機械、非鉄金属、卸売、その他製品など31業種が値下がりした。また全市場の売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで-1.78%だったほか、インフォテリア(マザーズ)、国際石油開発帝石、ピジョン、電通の下落が目立った。一方値上がりは、FFRI(マザーズ)、鎌倉新書(同)日本航空、カシオの4銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は19,492円60銭、-205円55銭、TOPIXの終値は1568.73ポイント、-16.48ポイント。売買高は概算で19億21百万株、売買代金は2兆1,093億円。
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