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2015-12-07

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7日、反発。米雇用統計を好感して上昇して始まるも伸び悩んで終了

7日、先週末に発表された米11月雇用統計で、非農業者部門の雇用者数が21.1万人増と、予想の20万人増を上回ったことに加え、NYダウが369ドル高で終えていたことが好感され、東京マーケットも上昇して始まった。日経平均株価は19,710円で始まったあと、もみ合いで推移していたが、雇用統計の結果を好感した買いもあって、123円台に乗せていたドル円が123円30銭前後まで上昇していたことも追い風となり、日経平均株価は19,811円まで上昇するなど、一時307円高となる場面があった。ただ、午後に入ると徐々に伸び悩み始め、メジャーSQを控えて様子見ムードが広がり上値が重たくなるなか、上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、食料品、小売、サービス、精密機器、水産・農林など28業種が値上がり。一方値下がりは、鉱業、紙・パルプ、海運、電気・ガスなど5業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、フューチャーベンチャーキャピタル(ジャスダック)、SEHDアンドインキュベーション(同)、FFRI(マザーズ)、ミクシィ(同)など新興市場銘柄の上昇が目立った反面、値下がりは、KDDI、三菱商事となっている。日経平均株価の終値は19,698円15銭、+193円67銭、TOPIXの終値は1585.21ポイント、+11.19ポイント。売買高は概算で16億57百万株、売買代金は1兆8,918億円。
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