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マーケット情報

2015-11-26

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26日、ECBの追加緩和期待で欧州株価が上昇したことを好感して反発

26日、一部報道で、12月に開催されるECB理事会で追加緩和に踏み切ると伝えたことが支援材料となってDAXなど欧州株が大幅に上昇したことが好感され、東京マーケットは大幅に反発して始まった。日経平均株価は19,929円で始まったあと、2万円を目前にして強弱が対立し、もみ合う展開となった。また午後に入って、一時144円高と、19,992円44銭まで上昇する場面があったが、今晩のNY市場が感謝祭で休場となるなか、薄商いで押し上げるエネルギーが足りず、2万円台を回復することができずに上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、建設、情報・通信、その他金融、輸送用機器、非鉄金属、水産・農林など28業種が値上がり。一方値下がりは、紙・パルプ、繊維、石油・石炭など5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、パイオニア、旭化成、KDDIの上昇が目立ったほか、ミクシィ(マザーズ)、CYBERDYNE(同)も高かった。一方値下がりは、ロゼッタ(マザーズ)、ミネベア、日東電工、アルプス電気などとなっている。日経平均株価の終値は19,944円41銭、+96円83銭、TOPIXの終値は1602.32ポイント、+7.65ポイント。売買高は概算で18億68百万株、売買代金は2兆0739億円。
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