マーケットコメント


マーケット情報

2015-11-09

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9日、ドル高円安を背景に大幅高となり、指数は4日続伸で取引終了

9日、先週末に発表された米10月雇用統計で、非農業者部門の雇用者数が予想(18.0万人増)を大幅に上回る27.1万人増となったことを受け、12月のFOMCで利上げが実施されるとの見方が広がり、ドルが買われ、対円で123円台前半まで上昇する結果となった。また、NYダウも46ドル高で終えていたことなどが好感され、東京マーケットは大幅続伸で始まった。また、日経平均株価は19400円台に乗せて始まると、先物主導で上げ幅を広げる展開となった。一方勢いよく上昇が続いたのは午前中だけで、午後に入ってからの値動きは100円未満と小さくなるなか、一時19,684円41銭をつけ、418円高となる場面があったが、取引終了にかけては若干伸び悩んで終えた。そうしたなか業種別では、保険、精密機械、銀行、その他金融、証券、商品など31業種が値上がり。一方値下がり鉱業、非鉄金属の2業種となっている。また売買代金上位30銘柄では、NF日経レバレッジETFがトップで+3.85%となったほか、オリンパス、ミネベアが高かった反面、日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命が揃って安く、アシックス、東芝の下落も目立った。日経平均株価の終値は19,642円74銭、+377円14銭、TOPIXの終値は1590.97ポイント、+27.38ポイント。売買高は概算で25億14百万株、売買代金は2兆9,983億円。
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